category日常

生えだした 歯でちぎられそう 我がNipple

trackback--  comment--




17820158_1908869952681562_12582496_o.jpg


これこれ。

昔から抱き続けてきた「赤ちゃんが居る生活」のイメージ、
この光景だよ、これ。




最初の一か月は、リビングの中央にジョイントマットを敷き、
そこを赤ちゃんスペースにして遊ばせていましたが、
ベトナム到着と同時にマスターしたズリバイですぐに抜け出し
部屋中を探索しはじめるようになり始めたので、
ソファ前にあったテーブルをどけて、スペース移動&拡大。


ジョイントマットについては
「ベトナムの赤ちゃん家庭でも使っているのを見るし、
 どこにでも売っているだろう」
と高を括って日本からは持ってこなかったところ、
なかなか発見することができずに、入手は難渋しました。

最初に見つけたのが、1区ヴィンコムセンターの中の赤ちゃんショップで、
ド派手な原色の色合いはまったく好みではなかったのですが、
他にないのであればやむを得ないと、妥協の上、10枚セットを購入。
それを買った後、別の場所で、
もう少しシンプルな色のものを発見したりもしましたが、
なにせジョイントマットは、ジョイント部分の大きさが
各製品それぞれまったく統一されていないが故、
動き回り始めて10枚では足りなくなってきても、
この派手色マットを買い足さざるを得なくなってしまいました。


現在は1区から離れた場所に住んでいるので、
来た当初、1区のPhuong Quanに行くたびにヴィンコムで買い足しを続けており、
毎回それを持って現れる私は「常に大荷物のマットを持ち歩いている女」という
認識を、周囲(主にJUNさん)に与えてしまったようですが、
決してそんな煩わしい日常を送っているわけではありません。



また、数日前にイオンホーチミンへ行った際、
他ではついぞお目にかかることができなかった、
懐かしき「日本的センス」の上品かつ繊細な色彩を放つジョイントマット
(つまりは、普通のTOP VALUEの製品)を発見しました。
しかも、こちらでTOP VALUE製品は、
日本価格の1.2~1.5倍で売られていることがほとんどの中、
何故か、それについては、
990円の商品が120,000VND(約580円)ぐらいで売っていたので
いろいろと重ね重ねのショックを受けたりもしましたが、
もうここまで増えると、今更乗り換えることもできません。

まあ、これはこれで、馴染むとだんだんかわいく見えてもくるものです。





そんなわけで、灼熱の日々にもめげず、なんとか健康に生きております。
日本滞在時以上に自分の自由な時間が取れないので、
いろいろと体力的に余裕の無い毎日ではありますが、ひとまず私は元気です。


日本に居た時、いろんなパン屋さんのベーグルを結構な数トライしましたが、
それらに劣らないレベルでホーチミンのカフェKeseraのベーグルが美味しかったり、
渡越前日に地元で食べた、産直のジェラート屋さんの大判焼きより、
こちらの高島屋で売っている大判焼きの方がはるかに美味しかったり、
家から徒歩圏内デパートの中の福岡のパン屋さんの食パンとあんぱんが、
普通に日本の標準以上のクオリティを誇って美味しかったり、と、
なんだかんだ、
ベトナムでもさほど不自由のない味覚(主に甘味)生活を満喫している次第です。



しかし、「日本でしか絶対に味わえない味覚」として、
次回日本に帰った時は、
ひみつ堂か、hachikuか、雪うさぎか、ぴぃすか、志むらに行きたいです。
すべて、芸術的なまでの作品を提供してくれる魅惑的なかき氷屋さんです。

あとは、蒙古タンメン中本の北極ラーメンが食べたいです。


激辛&氷菓とか、振り幅激しすぎな上、お腹に良くなさそうな取り合わせですが、
ひとまず東京経由で帰ることは決定しましたので、
東京のみなさんはよろしくお願いいたします。



category

「money」の単語は、もう聞きたくない

trackback--  comment--



先日、ベトナム滞在のビザに関する手続きのため、
カンボジア国境へ日帰りで行って帰ってくるという、
8か月の乳呑児を抱える身としてはなかなか過酷なシチュエーションであるといえる
ビザランを、家族3人で決行してきました。



プノンペンまでの長距離バスを利用したことはありますが、
ベトナム国境のモクバイまでというバスに乗るのは今回が初めて。
路線バスとはいえ、曲がりなりにも国境まで三時間弱は走るわけですが、
その運賃は、驚きの片道40,000VND(約200円)。

見た目は割と立派なバスなのに、
乗った途端、壊れたままの状態の椅子が目に入ってきた時は
壮絶な旅路の始まりを予期して絶望もしましたが、
実際はちゃんと冷房も完備で、乗り心地もさほど悪くはなく、
「吟士が舐めようとした窓枠を試しに拭いてみたらドロッドロに汚れていた」
という、子連れには厳しい衛生面を除いては、
それなりに快適なバスだったといえる気がします。



バスを降ろされた場所が、出国ゲートの建物から離れた地点だったため、
バスが停車し、ドアが開いたその瞬間から、
「バイク!モーターバイク!パスポート!バイク!ビザ!」と
口々に連呼するバイクタクシーの兄ちゃんたちが数人群がってきました。

それらを適当に払いのけ、ひとまず最初の5分ほどは歩いてみましたが、
折しもこの日は灼熱の晴天にて、
体感温度は40度近いのではないかというレベルの熱々地獄。
降車場所からずっと、飼い主によりそって歩く忠犬のごとく
(もしくは生ごみに群がるハエのごとく)
我々をしっかりマークし続けてきていたバイクの兄ちゃん達に聞くと、
「1USD」とのことなので、ここは赤子の体力も考慮し、利用してみることに。

バイクで走ること、ものの1分弱。
出国ゲートの建物まで運んで1USDかと思いきや、
到着後、なぜかゲートまで付いてくるバイク兄ちゃん達。
(彼らは2人組でしたが、便宜上、兄貴分ぽい「バイク兄」と、
 下っ端らしい「バイク弟」という表記にて進めたいと思います)

彼らは、なにやら、出国審査で提出するパスポートの中に賄賂を挟むよう、
我々にさかんに進言してきている様子です。
言われてふと見ると、2か所オープンになっている出国審査の係員の前には、
これでもかというぐらいうず高く積まれた、
出国審査待ちパスポートの山が。

なるほど、これは確かに、今までにも経験がありますが、
モクバイの出国審査に「順番待ち」という概念ははなから存在せず、とりあえず、
金さえ払っておけばサッサと通過させてもらえるシステムになっているのです。

この、モクバイの汚れきった暗黙ルールも、
近頃はだいぶ改善されたと話では聞いていたのですが、
この日のこの時間帯は、たまたま団体客とあたって混みあっていたため、
まだ現役で有効活用されている悲しき場面に遭遇してしまったのかもしれません。


なんにせよ、出国ゲートの建物はトタン屋根の巨大倉庫のような体を成しており、
当然冷房も無く、ジッと立っているだけでも滴る汗を抑えることができない状況。
ここでひたすら待つのも至難の業です。

背に腹は代えられぬ、と、3人分のパスポートに100,000VND(約500円)を挟み込むと、

バイク弟 「違う!1人100,000VND!3人で300,000VND!」


何故かバイク弟が指示してきます。
なんでお前が口出ししてくるんだよ。
などと思いつつ、300,000VNDの出費を許すべきか悩んで財布をしまいかけると、

バイク弟 「じゃあ200,000VND!3人で200,000VND!」


値下がりしました。

ていうかなんでお前が勝手に決めるんだよ。
などと思いつつ、まあ200,000VNDで赤子を灼熱から救い出せるなら安いものかと、
200,000VND札一枚を準備したところ、
その紙幣を、何故かバイク兄に100,000VND×2枚と両替してもらった上で
バイク弟がわざわざ出国審査まで提出しにいってくれました。

なるほど。
100,000VNDは提出用、100,000VNDは自分のポケット用ですね。
それにしてもわかりやすい。
ていうか目の前で両替されたら、だれだってわかる。


そして金に物を言わせた効果はてき面で、
私たちより先に待っている人がわんさかいる中、
ものの数分で出国審査終了。

結果的に、進言をしてきてくれたバイク兄弟へは感謝しつつゲートを通過し、
あれ、でもそういえば、あいつらに1USD払ってなくないか……?
と考えていると、建物を出たところで、

バイク弟 「お疲れ!じゃ、カンボジア側行こっか!」


また、バイクにまたがって待っていてくれました。

出国審査関係なく国境を行き来できる彼らは一体何者なのでしょうか。


私は、終始、バイク弟の方に乗っていましたが、
カンボジア側国境バベットのあたりで、
「俺の兄ちゃんが国のどうのこうの」とか言っていたので、
家族が権力者だから俺は国境行き来できるんだぜ、
とか釈明したかったのかもしれません。

ちなみに、NORIさん担当だったバイク兄の方は、
「俺の父ちゃんが国のどうのこうの」とか言っていたらしいので、
もうこうなってくると何もかも信用がならない、というか単純に
国境自体がどうしようもなく適当なだけである気もしてきました。





カンボジア側の入国へはバイクで1~2分。
今回の旅は、ベトナムへ入国する際に発行してもらうビザ、が目的でしたが、
つまりは一度出国の必要があり、
ひいてはカンボジア入国の際のビザも必要になるということです。

事前にネットで申請できるEビザが一般的ですが、今回は事前準備の時間がなく、
その場での取得でいこうとしていたところ、ビザブースへ到着した途端、
ビザの申請用紙を手に群がってくる数人のおじさん達。
なにやら、書くのを手伝ってくれるようで、
頼んでもいないのに率先してやってくれています。
手数料どれぐらい取るつもりなんだろうなぁ……と考えつつおとなしく待機。

おじさん「写真ね!必要だよ!」

私達  「え、写真無いよ」

おじさん「うん!じゃあいいよ!」


といった、適当すぎるやり取りもありつつ、
最終的に求められた料金は、1人40USD x 3人分 =120USD。
ダイレクトに申請すれば1人30USDなので、彼の合計手数料は30USD。
手助けの所要時間はものの15分ほどでしたので、実に実入りの良い商売といえます。

そして200USD渡し、ビザとともに帰ってきたおつりは、なぜか70USD。
問い詰めてみると、
「写真無かったでしょ!だからコーヒー代取られたの!」とのこと。
ベトナムでは、「コーヒー代=賄賂」と隠語があることは知っていましたが、
その時は一瞬、それとこれが結びつかず、何度も
「コーヒー代って言ってる気がするけど聞き間違いか?」と頭をひねっていました。


この時点でかなりイライラしたものの、赤子の平穏のため文句は言わず、
カンボジア入国へ。バイク兄弟はなぜかどこまでもついてきます。

バイク兄 「パスポート出すとき、お金挟みなよ!100,000VND!」

え?なんで?なんのために?カンボジア入国もそんな混んでんの?

サラッと無視して入国審査へ進むと、待ち人ゼロのガラガラ状態。
もちろんお金が要るはずもなく、無事に入国後、
当然のように待機しているバイク兄弟と共に、
折り返して、今度は早速カンボジア出国。

もうこのあたりは、同じ敷地内で境もあいまいになっているため、
出国審査のブースに、ビザを手伝ってくれたおじさんがまた居たりして、
もうなにがなんだかわからない。

しかも、出国のパスポートチェックを待っている我々に、彼は再度近づいてきます。

おじさん「この人(出国審査官)にお金を払った方がいい。
      一人100,000VND払うべきだ」

私達  「は?なんのお金?なんのための??」

おじさん「コーヒー代だよ。コーヒー飲みたいんだよ」


なに言ってんの?????

無論、払う気は毛頭ないのでここも無視。
賄賂を払わない我々に、なぜか出国審査官もキレ気味でしたが、問題なく通過。




そしてベトナム入国に際して、一番肝心のベトナム側ビザ申請。
バイク兄弟は、新たなおじさん集団をまた引き連れて、
既にばっちり、こちらの申請用紙も準備してきています。
抜かりなく、一貫してフォロー(という名の搾取)してくれる体制のようです。


今回、ベトナムビザ取得が必要なのは、私と吟士の2人分。
ビザ手数料は一人95USDと聞いていましたが、おじさん集団に助けてもらった結果、
彼らによる請求額は、一人120USD。
ここまでのビザ申請等々はすべて屋外で行われており、
暑さも手伝って段々感覚も麻痺気味になってきた我々は、
赤子の機嫌の限界も近いことだし、煩わしさ回避のためにその額を払うことに。

私達   「はい、2人分240USD」

おじさん達「いや、足りない。1人140USDだから280USD」

私達   「は???さっき120USDって言ったよね????」

おじさん達「違う」

私達   「本来95USDでしょ!!120USDでも高いからね!!!」

おじさん達「ああ、そう、じゃあいいや」


あっさり120USDに戻りました。


そんなやりとりに、イライラとはまた別の呆れを隠しきれない我々へ、
更に、またしてもカンボジアのビザおじさんがそっと近づいてきます。

おじさん「私にお金を払った方がいい」

私達  「(しつこすぎる……!!)」

おじさん「私はあなた達の申請を助けたんだから、よこしなさい」

私達  「何を?もうさっきお金いっぱい払ったよ」

おじさん「コーヒー代だよ!さっきのはベトナムのやつでしょ!
     おじさんはカンボジアの人!カンボジアのコーヒー代払ってよ!」

私達  「(唖然)」

おじさん「10USDくれ。200,000VNDでもいい」


私もNORIさんも、もうこうなってくると、
口論も、あしらうのも、何もかも煩わしくなってくるため、
なんとか多少まけてもらって、150,000VNDのコーヒー代にて落着。
ずいぶん高級なコーヒーが飲めそうです。
スターバックスにでも通うつもりでしょうか。




そうしてようやくベトナム入国のビザ待ち。

これが、なかなかどうして待たされる。
風通しが悪い建物内で、赤子を扇ぎ続けながら、ただひたすら待つ。
時々、気を使ったバイク弟が何回も椅子をすすめてきたり、
代わりに吟士を扇ごうと近づいてくるも、
下手に親切にしてもらった結果、また何か見返りを求められるのではという
完全なる疑心暗鬼状態に陥っている我々は、
そんな手助けをことごとく拒み続けて20分。

何故か、ビザ発行所と反対側の方向から、
「OK!OK!」と呼んでくるバイク兄の声が。
また不審な気持ちになりながら近づいてみると、
ネームタグを付けた、ビザ発行所の正式な職員であろう男が、
私のビザ申請書面を前に首を横に振っています。

職員 「このレターによると、1年ビザだね。1年ビザは、ダメだ。6か月だ」

私達 「(勘弁してくれ……)えっと……どういう……」

職員 「さっきのお金は、6か月用。1年用だと、お金がもっと要る」

私達 「(やっぱりきたーーー!!!)」

職員 「1人、140USD。だから差額20USD。払って。早く」


もはや、ここまで来ると、根拠不明の搾取され続けに、
さすがの堪忍袋も限界が近づいてきたため、わずかでも心の平静を取り戻すため、
念のため、今回いろいろと調査や手配をしてくれた、
NORIさんの会社の総務の方に電話をして確認。

その回答は、
「法律では95USDで決まっているけど、国境でそれが守られていない可能性がある」


うん!そうだよね!
現に、国境の職員が堂々と意味不明のふっかけしてきてるからね!
法律なんてあってないようなもんだということだね!!


しかしこのビザ待ちの途中から、いよいよ赤子の機嫌も危うくなってきたので、
半ばこの国への呆れ返りも込めながら、もはや心を無にして差額を支払い。

更に折り返して20分ほど待ち、
抱っこひもで抱っこされたままの吟士にミルクを飲ませたりしているうちに、
とうとうビザゲット。


長かった。
異様に長かったように感じた。
実際の所要時間は、モクバイ到着してから1時間30分ぐらいしか経っていないけど、
どういうわけだか、精神的な疲労が激しすぎて、
体感の経過時間が丸一日分ぐらいだったように思えてしまう始末。

でもこれで目的達成だ。
ビザの内容を確認してくれる国境職員も、
ふっかけてきた先ほどは鬼に見えたものですが、
無事に入手できた今となっては、
ありがたさのあまり、仏様のように感じられるものです。


職員 「じゃあ、これね、種別と、期限、間違いないね」

私達 「はい!!」

職員 「さて、と」

私達 「(やっと終わった……)」

職員 「金くれ」

私達 「……は?」

職員 「金くれよ」

私達 「………………」

職員 「コーヒー代くれ」



私  「んだようるせーんだよ金金っていい加減にしろよ
    こちとらイライラしてんだふざけんな○○が地獄に落ちr




ここへきていよいよ爆発です。

というか、ビザをもらう段階で既に嫌な予感がしていた私は、
「もしもここでお金とか言い出したら、キレよう」と、
もはや万全の準備をしていたため、
ここぞとばかりに元気満々でまくしたてました。
しかし、実際は、途中で理性が働いて冷静になり
「イライラしてんだ」あたりでその後の暴言は控えたため、
すぐ真下にいた我が子には、
さほど汚い言葉を耳にはさせていませんからご安心ください。


何が何でも払いたくなかった我々は
「お金が無いんだ」「私たちは貧乏なんだ」と散々訴えた挙句、
NORIの財布に入っていた小銭(たぶん全部で60,000VNDぐらい)をすべて並べ立て、
すっからかんになった財布の中身まで見せて貧困アピールをした結果、
「マジかよこいつら帰り道どうすんだよ」ぐらいの
若干の引きを滲ませた表情にて職員が受け取り、なんとか解決となったのでした。


その後、職員がバイク兄に、おそらく
「こいつらヤベぇよ、ガチでスカンピン」みたいな
悪口を言ってるのが聞こえましたが、もう何とでも言ってもらって結構です。

入国審査で待っている間、ふと、一番最後に残っている、
2時間アテンドしてくれ続けだったバイク兄弟への支払いのことが頭をよぎりました。
一体いくらふんだくられるかはわかりませんが、
一度成功した文無し作戦が功を奏しそうなので、
今度は私の財布で空っぽを演出すべく、
手持ちのお金の小銭以外を全部カバンの中に隠すという、
およそ、慇懃な日本人がするには憚られそうなせせこましい工作に打って出ました。

書類一枚書くだけで30~40USD抜き取るアコギな商売をする奴らですから、
最初から最後までバイクで全部ベッタリだった分、
相当な額をいってくるに違いありません。
ですが、「手持ちは10USDしかない」のです。
10USDしかないと言い張って、
空っぽの財布を見せ、無理やり納得させるしかないのです。
もはや喧嘩腰になっても構わない覚悟で、
バイク兄弟へ帰りのバス乗り場まで送ってもらいました。


バイク弟 「はい、到着だよ、お疲れさま」

私    「うん(仏頂面)」

バイク弟 「バイク代ください」

私    「いくら??(喧嘩腰)」

バイク弟 「一人5USD」


えっ。
意外にリーズナブル。


まあ、一番最初は「1USD!」とか叫んでましたから、
ぼったくっていないとは言い切れませんが、
それでも、これだけ延々と付き合ってくれて、
手続きの手ほどきをしてくれたことを思うと、
少なくとも、その他の登場人物おっさん連中に比べれば、
かなりの良心的価格設定であるといえるでしょう。

それは彼らの地位の問題なのか、人間性の問題なのか、はたまた、
国境職員の「ガチでスカンピン」発言を受けて、
「こいつらは、せびっても何も出てこない奴らだ」と
既にあきらめを抱いた上での結果であるのかは、
定かでありませんが、何れにせよ、
最後の最後で不快な思いをせずに済んだので助かりました。




そんなこんなで帰りのバスに乗り込み、
帰りは帰りで、終点まで乗るはずだったのに、途中で
「終点まで乗るヤツはここでバスを降りろ!!」という鬼の仕打ちを受け、
ローカル路線バスに無理やり乗り換えさせるというイベントもありましたが、
なんとか無事に帰ってこられたので、そんなことは些末な問題にすぎません。



ちなみに、朝9:00に家を出て、18:00頃の帰宅という長旅でしたが、
吟士くんは割合終始ご機嫌でした。
ホーチミン到着後、両親が悠長に丸亀うどんで
夕食をとっている最中に抗議の声を上げていた程度で、
それ以外はあまり泣くこともなく、おだやかな旅路とすることができました。



今回は8か月児連れだったこともあり、
「とにかく時間をなるべくかけずにビザ取得」というのが絶対的な目標だったため、
それの達成のため、やり方次第では決して払う必要のない料金を
散々支払わされた形となったわけですが、
結果的には、彼らのおかげでスムーズな進行ができたので、
それなりに価値にある対価だったと考えています。




地獄の沙汰も金次第。


この日ほど、この諺が身に染みた一日はありません。


しかしおかげさまで、不法滞在親子とならずに済みましたので、
閻魔様たちが美味しい高級コーヒーを飲めていることを願いながら、
引き続き、エキサイティングなベトナム生活を満喫していきたいと思っております。



category日常

侮るなかれゴンチャロフ

trackback--  comment--



17357083_1897603173808240_1886851194_o.jpg


もう一か月も前のことですが、
今年の収穫。

例年いただく、
父の会社のマダム(プラス、タイミングがあえば飲み屋の姉ちゃん)からの
高級チョコレートを今年も期待していたのですが、
よりにもよってその週一週間、彼が出張で不在になってしまったため、
もらえるものももらえず、
今年はどことなくラグジュアリー感にかけるラインナップとなったのが残念です。




さて、こんな一か月も前の話を、
今更にならないと書けなかったバタバタ感があらわす通り、
ようやくベトナムに帰ってきました。


新居が、昨年末にオープンしたてで、
まだ入居率1~2割なんじゃないかというぐらいのド新築物件にしてしまったため、
「工事の後始末を完璧にしないうちに引き渡す」
というベトナムあるあるに巻き込まれ、引っ越し後しばらくは、
床や壁に残る内装工事の爪痕をそぎ落とすのに躍起となっていましたが、
それもだんだんと落ち着いてきたところです。

しかし、前回の引っ越しの時も、新築を選んで痛い目にあっていた記憶があります。
そして、その更に前の家も、できて半年の新築を選んでいたのですが、
どれだけ新築マニアだったんでしょう私って。
今、書いていてようやく気が付きました。

とはいえ、最初こそ大変でしたが、新しいということは、
経年劣化による住み心地の悪さはとりあえずないですし、
何しろ、今だけとはいえ、入居率の低さゆえ、
隣室の住人に騒音の気を遣わなくて済むところはとても助かっています。
何せ、息子のご機嫌を損ねた際の、
彼の異議申し立てスクリームボリュームが半端でないもので……。
この腹からの声の出し方は……ボーカリスト向きかな……うん……。

あとは、インスタグラムに上げた通り、ドラムも教え込んでますので、
ゆくゆくはドラムボーカルかな!
超えようCCB!

ちなみに、インスタグラムの写真は、
スタジオに入った時、冗談でドラムの前に座らせて撮ったものに、
「ドラムの英才教育始めました☆」などとふざけて書いたものでしたが、
「0歳からは無理じゃね(シラーッ)」といった類の
ネタをネタとして理解しない堅物見解を一部頂戴したため、
「ドラムの英才教育始めました(嘘)」という、
誰しもに冗談だとわかるよう、
残念なセンスの記述に変更したのはここだけの話です。




そんなわけで、ベトナム生活セカンドシーズンも、
いろいろ面白いことがありそうで楽しみです。
ベトナムが久々すぎていろいろと忘れていて、お店のお姉さんに、
「bao nhiêu tiền? (いくらですか?)」ときこうとして
「bao nhiêu tuổi? (何歳ですか?)」と言ってしまったりしてますが、
なんとかがんばります。


category日常

第三候補は、「雛」

trackback--  comment--






先日、パスポートの氏名変更をするため、
御坊市から戸籍謄本を取り寄せたところ、
自分が出生してから、届出がされるまで、
3か月間も空白期間があったことが、今更判明した私です。
皆さんこんにちは。


ちなみに、出生日3月3日、届出日6月17日でした。
衝撃を受けて、何回も見直した上で、両親を問い詰めたところ、

母 「え?なに?知らない!わからない!どういうこと!
   お父さん!お父さんだよ!お父さんが全部やったんだから!
   ほら、ここに、届出人「父」って書いてある! (確かに記述あり)」

父 「なんか、名前の件でもめて届出が遅くなったんじゃなかったか (しれっ)」


確かに、名前を「桃子」にするか「美弥子」にするかで
父と母にて争ったという話は聞いたことがありますが、
さすがに、3か月もの間、こう着状態でもめていたはずはないと思います。

問い詰めた際の、2人の「知らぬ存ぜぬ」感甚だしい態度からして、
知られてはいけない重大な何かを隠そうとしているか、もしくは、
本当に届出を忘れていて、そしてそのこと自体も既に忘れているので
本人たちもわけがわからなくなっているかの、どちらかであるように感じました。
というか、九割方後者であると断言してしまって良さそうな気がします。

そしてさらに、戸籍謄本を取り寄せたのは今回が初めてではないのに、
今まで、まったくその表記に目をとめていなかった自分自身の方にも吃驚です。

親が適当なら、子もまた然りということでしょうか。




画像は、そんな夫婦間命名権戦争で 「美弥子」 を提案し、
結果的に勝利を勝ち取った父が、今冬、孫のために一人で作り上げた雪だるまです。
名前は、小峰浜 雪男 (こみねはま ゆきお) 君です。

一冬限りの新しい家族として、
ゆきお、ゆきおと我が家庭内にてかわいがられました。
しかし、あまり長続きしなかった積雪のため、一冬限りどころか、ものの一週間で、
その姿をはかなく散らしていった、彼なのですが、
それについては、積りに積もった思い出話もありますので、また別の記事にて。



そして、出産記の産後編を、産後7か月近く経ってようやく書き始めました。
ふと、たぶんもう絶対書かないとみんな思ってるだろうと考えて、
勝手に「なにくそ!」とやる気を出してみましたので、
ある意味、持ち前の一方的被害妄想の産物ともいえるでしょう。

あとは、「サンマ○クカフェの不味いかき氷」についての話も書いていませんが、
ていうか、もう、そんな話があったこと自体、誰も覚えてすらいないでしょうから、
自分から言い出さなければ何の問題もなかっただろうに、
わざわざ蒸し返したのは、どうしても、
あのカキ氷については決着をつけなければいけないという使命感を、
あれから7か月経ってもなお、
失うことなく己の中に燃やし続けている私がいるからなのです。



さあ、ここまで来ると、だんだんと
「あのカキ氷についての熱意だけは定期的に示唆しつつ、結局記事は書かない」
という今後の定型がさだまってきたような気もしますが、どうなることやら。


category未分類

年越しの瞬間に寝ていたのは、たぶん20年ぶりぐらいです

trackback--  comment--



15966763_1866704133564811_507266596_o.jpg


実家では、毎年、十日町にいらっしゃる父の仕事関係の方から、
年末になると5~6Kg分ぐらいのお餅をお歳暮でいただき、
ここ数年は、家庭内での食べきりにだいぶ難渋していたようですが、
今年においては、私の存在のおかげで、
早くも売り切れ間近のハイペースで消費が進んでおります。

これがまた、魚沼産のコシヒカリを使ったつきたての無添加餅で、
市販のお餅とは比べ物にならないクオリティを誇る代物であるがため、
一度の食事で2~3切れは平気で食べてしまうので困っています。
一日に2~3切れではなく、一度の食事で2~3切、というところが重要ポイントです。

更に、母の作ったあんこ(つぶあん)が、
何を思ったか突然大鍋いっぱいにできあがったりしていて、
そんな状況を目の当たりにしたら、
私が頑張らなければ一向に減ることもない状況は火を見るよりも明らかなので、
ついつい全力を出し、一人あんこ食べ放題を開催してしまうので困っています。

あとは、お正月用の栗きんとんの500gぐらいの大パックが、
スーパーでなぜか大幅割引80%OFFぐらいになっていたので、
栗きんとん好きの私は細部の確認をせずに反射的に購入してしまったのですが、
よくよく見たら消費期限が、購入した日の翌日だったりして、
大量栗きんとんを2日で食べきらないといけなくなったりして困っています。



ああ困った困った。
美味しい日本の幸せは、
副産物が付き物の、
まるで、毒のような蜜。


ということで、また赤福買っちゃいました。
(伊勢丹の年始企画)

雪も降ってきたことだし、そろそろ本気出してがんばります。





新年一発目から、このような手抜きブログでいいのだろうかとも思いますが、
まあなんだかんだいつもこんな感じだから
別に今更気にしなくてもいいのかなとも思います。


そういったわけで今年も全力でゆるく精一杯やっていきますので
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。



category日常

鏡を見るたび、あふれる涙

trackback--  comment--



20161226235224d4b.png


台所でいきなりこんな光景に遭遇したら、誰だって硬直するよね。





さて、今年もクリスマスが終了しましたが、
例年通り、「嫌だ嫌だ」といいつつも、なんだかんだ、
平常通りにイベントとして問題なく参加しきった私です。


結局、毎年ちゃんとクリスマス参加してるんだったら、
「クリスマス嫌い」は言ってるだけのポーズなんじゃないかと思われそうですが、
なんというか、私は「クリスマスに参加する」ことが嫌いというより、
「クリスマスの雰囲気が苦手」なのであって、
街中でクリスマスの飾りを見たりクリスマスソングを耳にしたりするたび、
原因不明の嫌悪感と憂鬱が湧き上がってしまうという症状があるだけですから、
もはや世間一般的にここまで浸透しているイベントに、
自分自身が身を置くこと自体については、
ある意味、社会人としては行わざるを得ないマナーのようなものであるとすら、
思っている今日この頃なわけです。



ここ数年は、毎年12月の最終週に開催されるイベントの出演があったので、
「クリスマス=バンド練習・リハーサル」が固定の行事になっており、
それも私にとっては満たされた過ごし方であったのですが、
今年は、産まれて初めてのクリスマスを味わうかわいこちゃんが身近に存在していたため、
いかにも日本的な安穏とした聖夜をしっとりと過ごすこととなりました。

どのような内容だったかというと、
クリスマスインテリア(家族が勝手に飾った)に彩られた部屋の中で、
チキン(家族が勝手に作った)やケーキ(家族が勝手に買ってきた)を食べるという、
ささやかで慎ましい、庶民的かつ小市民的なほのぼのクリスマス。

結局、私は自発的には何もしてないじゃんと皆さん思うかもしれませんが、
そんなことはありません。
ちゃんと、親の義務ともいうべき、サンタさんの役は頑張りました。
どうせまだわからないだろうと高を括って、前日の就寝時の時点から、
プレゼントを堂々と枕元に出しっぱなしにしたりという杜撰サンタぶりでしたが、
まあその辺は、息子の成長に従って、
おいおい機微に気を使っていけばいいんじゃないかと思っています。




そんなわけで、年末は吟士くん人生初の飛行機チャレンジで今からソワソワしております。

そして私は、ゴリ押しの歯医者に半強制的に抜かれた親不知のせいで、
現在顔の腫れが凄まじく、左半分だけ、
ブルドッグか、豊頬手術後の宍戸錠といった風情の凄惨さを放っているわけですが、
たぶんこの様子だと年末までに元通りには全然ならなさそうです。
正直、絶望していますが、これも、
歯医者の甘言に踊らされた私自身の迂闊さゆえということで、
なかなか勉強となった2016年の締めくくりでした。


ちなみに、クリスマスイブ前夜の天皇誕生日に抜歯したので、
傷跡が怖くて、結局、クリスマス中、私は、
食卓に並べられたチキンもケーキも食べていません。




やっぱりクリスマスとは相性が悪いみたいだな!
皆様どうぞよいお年を!




category趣味

色彩ノアイスクリイム 

trackback--  comment--


01 ワイルドアマゾンとアールグレイ&キャラメルスコーンとピスタチオスクリーム

その1
【ワイルドアマゾンとアールグレイ&キャラメルスコーンとピスタチオスクリーム】







02 ウーララ!パンプキンとメープルスイートポテト

その2
【ウーララ!パンプキンとメープルスイートポテト】







03 ザッハトルテとモンブラン

その3
【ザッハトルテとモンブラン】







04 ワイルドアマゾンとトリックオアアイスクリーム

その4
【ワイルドアマゾンとトリックオアアイスクリーム(ハロウィンバージョン)】







05 ロックンボールチョコレートとチョコレートチョコレートチップチーズケーキ

その5
【ロックンボールチョコレートとチョコレートチョコレートチップチーズケーキ】







06 トゥインクルツリーとウィンターホワイトチョコレート

その6
【トゥインクルツリーとウィンターホワイトチョコレート】










本当に、Baskin Robbins最高。

「日本のすばらしいところ」の一つだと思って味わっていたけど、
よく考えたら日本の店じゃないし、
ていうかベトナムにもあるんだった。






あ、ほぼ「写真と一言のみ」の記事でしたけど、
特にまだ病んでないので大丈夫です。



category日常

近頃写真がよくブレているのは、カメラのせいなのか私の手のせいなのか

trackback--  comment--




あんこ×ベーグル
という、個人的な理想のかけ合わせを目論み、作ってみたら、
欲張って詰め込みすぎて、あんこ噴出してしまったの図。




さて、噴出といえば、
午前と午後にそれぞれ外出予定があった、
息子のとある一日について記録しておきたいと思います。



朝の外出直前に、噴出。
→ 私 「出かける前にしてくれたのね、なんてお利口さんなのかしら」

外出先に到着早々、噴出。
→ 私 「さっき出したばっかりなのに……動きが活発なのね」

一旦家に帰宅、授乳中に、噴出。
→ 私 「ちょっと流石に……出しすぎなのでは……」

午後の外出先にて、噴出。
→ 私 「……一体どうなっているんだ……」

家に帰宅後、まさかの噴出。
→ 私 「…………」




何の話か、まあ別に細かく書かなくても皆さんおわかりのことかと思いますが、
とりあえず、腸の過剰なまでの健康ぶりは、しっかり親に似たようです。

ちなみに当然ですが、親と言っても私の方ではありません。
できることなら、私も似たいです。


そしてこの日は、夜、お風呂に入る直前、まさかの6回目噴出が行われ、
さすがに1日6回ともなると健康上の不具合を心配してしまう勢いでしたが、
元気溌剌と過ごしているようなので、
どうやら彼にとっては、6回だろうが通常営業の範囲内であるようです。

それにしても、何故か息子の話だとシモの話題がいやに多いようですが、
赤ちゃんにとってはそれが生活の根幹といっても過言ではない重要事項なので、
どうしても、すぐに話題としてストレートに取り上げてしまう汚れなき私を
許していただきたいと思っている次第です。 



そんなこんなで、てんやわんやの楽しい毎日を送っております。
しかし、そろそろ日本は本格的な寒さに突入する頃合ですので、
4年ぶりの「冬の生活」について、
果たして自分が耐えられるかどうか、不安を拭いきれないところは正直あります。


もしも、突然、写真と一言だけを載せて終わるような、
不可解ブログなどを書き始めたときは、
冬の鬱気に負けた消沈モードへ突入したと、お察しいただければ幸いです。(予告)