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たかが一年されど一年

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息子の一歳のお誕生日に作ったケーキ。

一歳児でも食べられる食材を使い、その総量は、
食パン3枚+ヨーグルト250g+フルーツカクテル200g+たまごボーロ30粒、
という、一人で食べきるように考えられたサイズ感ではなかったにもかかわらず
彼は手づかみ食べでほぼ全て食べつくしてくれました。
さすが、近頃、お腹がメタボのおじさん形になっているだけのことはあります。




そんなわけで、吟士が産まれてから早くも一年が経過しました。
一歳記念行事として、当日は【選び取り占い】と【一升餅担ぎ】を執り行いました。

選び取りは、いくつかの品物を並べたところへ赤子を解き放ち、
最初にその中のどの品を取るかによって、
才能や、将来の職業を占うというもの。
並べる物品には特に決まりが無く、
その解釈についても基本的に自由であるということだったので、
我が家にて即席で準備した品物は下記の通りでした。

・絵筆 (アーティスト、絵の才能)

・お金 (お金持ち、お金に困らない)
・スプーン (料理家、食べ物に困らない)
・漫画本 (漫画家、絵の才能)
・小説 (小説家、文学の才能)
・メジャー (職人、エンジニア)
・クライミングシューズ (スポーツ系、運動の才能)
・ドラムスティック (ドラマー)
・ピック (ギタリスト、もしくはベーシスト)
・笛 (笛吹き)

後半の音楽系については、細かく分類しすぎて、
それを取ったらもはや担当パートまで限定されるという
謎のシビアな厳密ぶりを演出してしまいましたが、
まあ、どれをとっても「音楽の才能」を示すという
緩やかな解釈で進めることとしました。

そして、そんな魅惑の品物(彼にとってはオモチャ)エリアへ
放たれた息子が何の躊躇も無く向かった先は……


漫画本。


なんという。
まったく予想しなかった意外な選択肢。

更にそこから、第三候補まで取り上げるのを見届けましたが、
二番目はお金、三番目はスプーンを取っていたので、
「漫画家として成功してお金持ちになり、食べるのに困らない」
という何とも夢のような筋書の解釈を楽しむことができました。
漫画家になれるのは宝くじに当たる確率よりも更に低いとかよく聞きますので、
吟士くんには死に物狂いの努力でなんとか頑張ってもらいたいと思います。



その後、前述の通りに大量ケーキを手でむさぼったがため、
手も顔も服も椅子も床もベチャベチャにしまくった吟士はパンツ一枚にされ、
その状態から、重りに等しい餅を無理やり担がされるという、
本人的には地獄のイベントである一升餅担ぎの実行へ。
これは、一生食べ物に困らず、一生健やかであるように、という願いを込め、
一升(約2Kg)の餅を担がせることによって、成長をお祝いする日本行事の一つです。

今回は状況的に一升餅を手に入れられなかったので、2Kgのもち米にて実践しました。
装着される時は何故か異様に嬉しそうでニヤニヤしている被虐趣味の息子。
しかし、さすがに体重10Kgの肉体へ対する2Kgは相当な負担らしく、
ハイハイしながらフラフラになって机の脚に頭をぶつけ、
途中からシクシク泣いていました。
そこからなんとか最終的にそのまま立ち上がったので、そこで終了。
やはり、一升餅担ぎは
「赤子がエンエン泣きながらのたうちまわる」という愛しげな様を見物するのが
一番の醍醐味といっても過言ではない様相を成していますので、
泣き始めた瞬間に、内心「よしきた!」と舞い上がったのは言うまでもありません。


そんなこんなで、当日は、Youtubeにて、
世界的有名アーティスト達によるいろんなHappyBirthdayソングで祝ってもらったり、
その翌日はお友達とアオザイパーティを開催し、
吟士だけ頭の形が異様に縦長なのでアオザイの帽子が入らなかったりと、
なかなか愉快なお誕生日を過ごすことができたように思います。


この一年は本当にあっという間でした。

ここから先もすぐに大きくなっていってしまうことでしょうから、
まだ赤子の様子が残る今の一日一日を、
大事に噛みしめながら過ごしていきたい所存です。







それはそうと、
一升餅と選び取りって、
一歳の誕生日に、一般的に行うものなのだと思って我が家でもやりましたが、
調べてみると、現代の家庭で実施する割合はせいぜい3割程度らしいです。
なぜ私がそう思い込んだのかというと、
近頃、触れる機会の少ない「日本の赤ちゃん文化」についての情報収集を
インスタグラムに頼っているところがかなりあり、
インスタに一歳の誕生日について晴れ晴れしくアップされる方々というのは
だいたいしっかりそれらを行うタイプの人たちしかいませんので、
インスタだけ見た私が「ほぼ皆やってる」と
感じてしまったのも、仕方がないことといえるでしょう。


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