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覚えたのに使わなかったスラマットゥンガハリ

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グルテンフリーお試し期間終了しました。



今年のテト (旧正月休み) は9連休。
私は、夏休みに浮かれる高校一年生さながら、
休暇第一日目におよそ15年ぶりに髪を染めるという舞い上がりぶりを見せ、
その翌日から四日間、マレーシアの首都クアラルンプールへ出かけてまいりました。

ベトナムに住んでほぼ3年になるにも関わらず
マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア、といった、
東南アジアの中でも割に先進とされる国々へ訪れる機会がなかったため、
場所によっては日本と遜色が無い程度の活気を見せるクアラルンプールという都市は、
ベトナム引きこもりストの私にとってなかなか新鮮な空気感でした。
KLだけに4日間というのは (「観光地」の充実度からして)
多少長いかなという当初の懸念はどこへやら、
下手したら6日から7日ぐらい居ても、それなりに楽しめる場所だなという印象を受けた次第です。

それというのも、手配した宿泊先がサービスアパートホテルだったので、
広いし、キッチンやら洗濯機やら設備も充実しているしで、
長期滞在向けの環境が整っていたから、
必然的にそういう気持ちにさせられたという一面もあります。
根本的に、旅行の際は観光やら食事を差し置いて
宿泊ホテルの快適さに重きを置く傾向にある人間
ですので、
部屋が3部屋もあって、デカ窓付きのバスタブがある
アパートホテルのおかげでご機嫌滞在を楽しむことができました。

まあベッドルームとリビング以外の1部屋は、
使用用途不明な謎の小部屋(イメージは、書斎風独房)だったから、
ほぼ足を踏み入れてもいないんですけどね。
しかもホテルの建物自体の冷房が鬼のようにキツすぎて、
部屋の冷房全て切ってもまだ寒くて、
窓を開けて屋外の熱帯空気を取り入れてもまだ追いつかなくて
長袖着て震えてたんですけどね。
そしてデカ窓バスルームは、
やっぱり場合によっては外から見えるんじゃないかという自意識過剰な危機感に襲われ、
結局ブラインド閉めて使っていたので何の意味も無かったんですけどね。
ていうかそれ以前に、
シャワーだけで全部済ませてバスタブ一回も使わなかったんですけどね。

ちなみに、なぜ、高層階にも関わらず上記のような覗き被害の妄想に囚われたのかというと、
ホテル到着早々、少し離れたビルの屋上プールでイチャイチャするカップルの動向を、
こちらの部屋から覗き見することに成功したという事実があるからです。
こちらからできるということは向こうからも同様である可能性が当然存在するわけで、
いわば自業自得、身から出た錆による猜疑心により、
せっかくの開放的バスタイムを味わうことなく終わったということです。



それはそうと、「食事よりも宿泊重視」 という個人的嗜好を表明してしまいましたが、
アジア料理全般に心惹かれる者にとっては、
初上陸のマレーシアの土地の美味しいご飯も当然気になるところ。
事前に調査した情報によると、総合して 「マレーシア料理」 と呼ばれる中には、
多民族国家らしい細分化がされており、
マレー料理・中華料理・インド料理・ニョニャ料理、の4ジャンルがあるとのことで、
中でも、マレーと中華を合わせたような味付けで、
多種のスパイスやココナツをたっぷり使用したオリエンタルな味わいといわれる
ニョニャ料理に関しては激しく興味を惹かれていたわけです。

現地に行ったからには美味しい現地料理を食べたい!
ちょっとグレード高めの人気店も興味があるけど、道端の小汚いローカル店も入ってみたい!
そんな意気込みとワクワクに満ち溢れた私が、
4日間のマレーシア滞在で摂った食事のジャンルは下記の通りでした。
(朝食はホテルブッフェだったので除く)

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1日目昼 : フライドビーフ (インドネシア料理)
1日目夜 : パッタイ (タイ料理)

2日目昼 : ミーハイラム (たぶんマレー料理)
2日目夜 : サーモンサンドイッチ

3日目昼 : カキ氷
3日目夜 : クロックムッシュ (フランス料理)

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うん……
かろうじて2日目にミーハイラム食べといて……
よかったよね……
ちなみにホテルの朝食も普通のアメリカンブレックファストだったから……
ほとんど特色のない洋食だよね……
あ、でも4日目の朝にビーフンゴレンと思しき麺があったかな……
ビーフンゴレン……うん……マレー料理だね……



ということで、どういうわけか、
目的の一つだったニョニャ料理には一切触れることなく帰国してしまったので、
雪辱を果たすため、昨日のお昼、
最終日に行ったスーパーで買い込んだ
「ニョニャ料理の素」 のうちのベジタブルカレーを家で作ってみましたが、
買い物へ外に出るのが面倒くさかったので冷蔵庫にあった食材だけで作った結果、
「たぶんこれはニョニャ料理ではなく創作料理だ」 と
認めざるをえない仕上がりと相成りました。

製品裏面のレシピには 「ベジタブルとココナツミルクを準備」 という
大雑把にも程があるだろうという指示しか記されていませんでしたが、
パッケージの写真を見るに、 「ベジタブル」 とは、
ナス、じゃがいも、トマト、ズッキーニ?、オクラ?、あたりが一般的であるような様子。
ですが、昨日私が作ったものにはそれらの材料の一つも入っていません。
それどころか、ココナツミルクすら切らしていたので、普通のミルクで代用しています。
どう考えてもニョニャ料理になるはずないね!!!!!!!



ところで、
マレーシアへ飛び立つ前は、旅行中の大まかな目的地 (及び行動) として

・ バタフライパーク
・ 国立プラネタリウム
・ 洞窟寺院
・ KLタワー (で民族衣装を着る)
・ チャイナタウン (でチキンライスを食べる)
・ ホテルのプール (からライトアップされたツインタワーを見る)

という願望を自分の中で抱いていましたが、旅から戻って振り返ってみた結果、
なんと、その全てが達成できずに終わるという驚愕の展開となっておりました。

だけど、カキ氷は食べられたし、ごはんは一日目のフライドビーフ以外全部美味しかったし、
地下鉄にいっぱい乗れたし、現地文化の中をいっぱい歩けたし、科学博物館ではしゃげたし、
自称旅行客のシンガポール人から
「財布をスラれたのでお金を貸してください」 詐欺にもあいかけたし、
大変充実した幸福なテト旅行だったので、満足です。

ですがとりあえず、一日目のフライドビーフの驚異的な不味さだけは絶対に許しません。
あとは、最新版のガイドブックで35MYR(約1,050円)と書いてあったのに、
いきなり55MYR(約1,650円)という
大幅値上げをしていた空港からのKLIAエクスプレスも許してません。
あとは、最新版のガイドブックで展望台入場料52MYR(約1,560円)と書いてあったのに、
実際行ったら110MYR(約3,300円)という
とんでもない差額料金を提示してきたKLタワーも同様です。
あとは、ボッタクリ防止システムの事前チケット制タクシーで35MYR(約1,050円)払ったら、
実際のメーター額は18MYR(約540円)で、結局ボッタクリになっていたタクシーもそうだし、
ベトナムで飲んだら50,000VND(約250円)のハイネケンが20MYR(約600円)したり、
ベトナムで買ったら30,000VND(約150円)のマルボロが17MYR(約510円)したり、




いや、これ以上やると、薄々世に流れている、
私のドケチ守銭奴疑惑がよりリアルな現実として
皆さんに捉えられてしまいそうなのでやめておきます。

これだけ、8割方文句で構成された旅行記をしたためると、
総じて不満だらけの旅行内容だったと勘違いされそうですが、
これはあくまでも、書いている時の罵詈雑言モードの調子が良かっただけの話で、
実際は本当に大変に完全に楽しかったから安心してね!
来年はドイツに行きたいよ!







おまけ
買ってきたマレーシアお土産の一部。

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左端の、瓶に入った 「カヤジャム」 、
ココナツと卵のミルキーなジャムなんですが、
はるか以前に友人のシンガポール土産でもらった時から私は大好きな一品で、
ありがたいことにホテルの朝食会場で常備されていたため、
(しかもノーマルカヤジャムとパンダンカヤジャムの2種)
毎朝、パンは取らなくてもジャムだけたくさん食べるような朝を送っていましたが、
お土産でも買ってきたので、これでしばらくはお家でも
甘くしあわせなカヤトースト生活が送れそうです。


ただし、旅行から帰ってきて5日、
既に半分ぐらい無くなっています。


2瓶買ってくるんだった……。



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