
年末に日本に帰る少し前ぐらいから、自分に小麦グルテン過敏症の気配を感じていて、
日本に帰った時、母との会話で割とそれが真実味を帯び、
ついぞ2日前の小麦食オンパレードDAYを経てその日の夜にそれが確信へと代わり、
翌日、つまり昨日からグルテンフリー食を実践している私ですみなさんおはようございます。
ちなみに、ひとまず二週間程度の取り組みで予定しているうち、
昨日が開始第一日目であり、同時に、挫折第一日目でもありました。
完全に 「今日からダイエット!」 と宣言しまくった挙句、一日目から早くも誘惑に負け頓挫し、
「明日からにする!」 と開始日を一日ずらそうとする苦肉の策、を毎日繰り返して、
結局ダイエットできない意思薄弱ダメ人間の典型例の香りがしますが、
どちらかというと昨日の私の場合は、意志の弱さに導かれた失敗というよりは、
己の考えの浅はかさゆえに嵌った罠、のような様相を成しているので、
今日からはもうちょっと賢く、思慮深く、
状況判断へ余念なく利口に取り組んでいきたい次第です。
それというのも、昨日はJUNさんのお店へ夜遊びに行き、
小麦粉を使わないお肉料理を中心に摂取して帰ろうと思っていたところ、
幸か不幸か、画像の通りの焼き鳥うどん (あんかけ風汁つゆ) などという、
大層強烈なオリジナリティを感じる魅惑新メニューの登場に居合わせてしまったのです。
横で、カリスマ日本語変態教師F先生が
大変な絶賛を繰り返しながら口にされているのを横目に、
さすがに、開始一日目をドヤ顔で周囲にも言いふらした直後の出来事だったので、
うどんは2週間後の楽しみに取っておこうとあからさまにしょんぼりしていたのですが、
小悪魔ジェントルマンJUNさんが、そこでまさかの 「蕎麦ならあるよ」 発言を投下。
鰹出汁と鶏出汁を合わせた上に、
とろみまで付いているという新感覚汁への興味津々だった私は、
その日の昼にネットで読んだばかりの付け焼き刃知識
「グルテンフリー食は蕎麦ならOK♪」
を、都合良く即座に決断と結びつけ、
大喜びで、裏メニューあんかけ風つゆ蕎麦をご提供いただくことに。

玉子入り版と無し版の2つを作成いただき、満たされる心持ちの中、
食した汁はさすがに出汁を合わせているだけあって味わい深く、
ほのかな甘味も大変好みな仕上がりでした。
ですが、その中に泳ぐ蕎麦を一口啜った時点で、
私は、ようやく、思い出したのです。
そこでやっと、思い出してしまったのです。
その日の日中、ネットで散々読んだ根拠不明の文献たちが、
根拠不明なりに、口々に、統一して言及していた大事な一文について。
「グルテンフリー食は (十割) 蕎麦ならOK♪」
( 十 割 ) 蕎 麦
十割蕎麦……蕎麦専門店ですらお目にかかるのが難しい代物なのに……
こんな東南アジア真っ只中のホーチミンで出会えるかというと……
たぶんそんな日は来ない……
ということで、とりあえずホーチミンで暮らしている以上、
ここ2週間は蕎麦も全てアウトとして避けるのがベターだと新たに学びました。
昨日に関しては、さすがの私もその状況で、
「蕎麦だけど小麦粉入ってるんだった!ダメですやっぱりこれ食べられない!」
などというゲスの極み乙女と化すはずもなく、
当然おいしくしあわせに全て完食させていただきました。
おいしいごはんをありがとうございます。
2週間後にはうどんも食べます。
まあ、今の段階で別段酷いアレルギーがあるわけでもなく、
厳密な制限をしようという気もないので、
ストレスがたまらない範囲で、気楽にトライを続けてみる心積もりです。
ちなみに、昨日一日で 「グルテンフリー」 と何回か口にする中、
二回ぐらいは、自然に 「ぐるたんフリー」 って言っちゃいました。
やむを得ないことだと思います。
えへ。
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