曼珠沙華

Der Vogel kämpft sich aus dem Ei.

2015年05月の記事

OLESYA




 また再び 相見えることがあろうとは
 二度と会えないのかと思えば 思うほど
 その形も 肌も 足も 鱗も 
 また凍り始めたこの心 奥底まで突き刺してきた
 塞ごうとしても沁みてきた あなたの声が あなたの   

 ああ あなたの声が聴こえる
 僕から去っても 姿見つけることができなくても
 いつだって あなたの音が あなたの歌が
 この湖 底から震わす 氷すら燃やす
 


 この時 この一時 刹那が夢のように重い
 またたきでさえ惜しい わずか一瞬だって
 その揺れも 輝きも 流れも 綻びも 
 孤独に朽ちるこの胸 生まれ変わらせる
 ただ息づいていてくれるだけで 僕のために 僕の

 ああ 僕のために 歌っていた
 距離なんて存在しなかった 本当は知っていた
 いまだって あなたの跡が あなたの色が
 この世界 始まりから覆す 終わりまで変える
 


 全て傾けてもまだ足りない 何から何まで差し出しても
 何から何まで奪われても 欲しいんだ あなたの声が あなたの


 ああ あなたの声が聴こえる
 僕から去っても 姿見つけることができなくても
 いつだって あなたの音が あなたの歌が
 この湖 底から震わす 氷すら燃やす



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