曼珠沙華

Der Vogel kämpft sich aus dem Ei.

2014年08月の記事

音源サルベイジ その⑦




【ムジーク】 (ダウニー)







MP3


 助けてください どうか知らぬうちでも
 僕の名前を呼んで 伸ばした手を掴んで
 夜を恐れる暇もない 朽ちた記憶に
 あなたの髪が靡く 風も吹かない場所で

 もう今となっては明日は来ない
 閉ざされた冬に似た命 見限り
 鉄の扉に縋り 叩きすぎて滲んだ血を拭きもせず
 ただ苦悩のままに 意味がないと分かっていても叫ぶ

 灰に混ざりたい ずっと覚めなくてもいい
 舞う絶望と未来 思い切り吸い込んで 
 わずかな先も見えぬ 小さな魂抱いて
 それでも僕はここで 今も息をしている

 手械は外れない どれほど叩きつけても
 暗い闇は晴れず 霧は常にたちこめ
 星のない夜が終わる時はこない 燃える絶景
 ああ落ちる 慟哭の音が形を成して雨のように

 広く青い大地 温もり覚える空
 死んだ日々と あなた思って ただ記す
 いつか僕もそこまで 辿りつけるだろうか


 (正しい歌詞はこっち)


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4年前のライブ音源。
元の詩を書いたのは9年前、
曲用に作り直したのは5年前。

前から言ってるように、過去の創作物のまとめを、
本当に時々、気が向いた時にしているのですが、
9年前のとこから出てきたのが、ムジークの元になったやつだったようで、
まったく忘れていたので懐かしさと、
詩と歌詞との間で遂げた絶妙な変化への興味深さゆえに、サルベイジ。

散文詩の、言いたい言葉を全部入れられる自由な詰め込み方から、
文字数もリズムも制限される歌詞へ変えていこうとすると、
ところどころ、言い方のみならず、
意味そのものが違う言葉へのすり替えも必要となるわけですね。
でも、パッと見の意味が違ったとしても、最終的に言いたい内容としては同じです。




「ティトノス」のサルベイジがものすごくものすごくものすごくしたいけれど、
できないんだよね、なんでかというと、サルベイジできる音源が、
一つもないからだね!
仕方ないね!
好きなんですけどね私!
またね!