曼珠沙華

Der Vogel kämpft sich aus dem Ei.

2014年01月の記事

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咎めはしないが 話が違うぜ



私が現在住んでいるお家の、他のお部屋に、
新しく入ってきた同居人の方と、先日玄関でばったり遭遇しました。


その方は、オーストラリア人のエレンさん(推定40歳)。


たまたまその辺にいた大家さんもまじえて、
当たり障りのない挨拶を当たり障り無く交わしていたのですが、
おしとやかで、淑女然としたお上品な雰囲気のエレンさん、
雑談の最中は物静かな口調にて淡々と応じていたにも関わらず、
その終了間際、ようやくお互いの名前を聞きあった時に、突如彼女の態度が激変。

エレン 「遅れましたけど、お名前をお聞きしても?」

私   「MIYAKOと申します」

エレン 「……え?」

私   「MIYAKOです。(聞き取りづらかったかな?)」

エレン 「え」

私   「え?」

エレン 「MIYAKO? あのMIYAKOと同じMIYAKO!?」

私   「え?」

エレン 「Oh My God!! MIYAKO! 私! 大好き! その単語!
     MIYAKO! MIYAKO! 超覚えやすい! ていうかもう覚えた!
     MIYAKO! スーパービューティフルネームやばい! MIYAKO! MIYAKOOO」


人相すら変わるレベルであからさまに突然舞い上がり、
テンションのあがりまくるエレン。

一方、まさかこんな反応が返ってくるとは予期していなかったので、
彼女の心の何に触れてこれほど喜ばれているのかがまったくわからず、
返答に困窮して固まる私。

そんな凍りつく私を尻目に、彼女の気分はうなぎ登りに上がってしまったようで、
しまいには私にピッタリくっつき、首元に鼻先を近づけたかと思うと大げさに匂いを嗅ぎ、
何を言うのかと思えば、
「ああ……これは……確かに……MIYAKOの匂い! MIYAKOの匂いがするわ!
 私にはわかるの! MIYAKOの香り! MIYAKO! MIYAKO!!」



……これは……また……すごいキャラの奴が……出てきたな……。


その後も、彼女のこんな洗礼に対してどのように対応したらよいかの糸口が見つからず、
適当に愛想笑いで濁してその場から逃げてきてしまいましたが、
一体「MIYAKO」という単語に対して、何を理由にそこまで彼女が過剰反応を見せたのか、
結局いくら考えてもまったく未だにわかりません。


都? 京都好き?
宮古? 宮古島好き?
ミヤコ? ミヤコ蝶々好き?


まあ、そんなあたりの話なんだろうと思いますけれど、
その辺訊いてしまうと、深入りしてしまいそうで恐ろしいため、今後も触れずにおきます。
会う度に匂いを嗅がれたりしはじめたら困るので、なるべく目も合わさないようにします。





ところで、どうでもいいのですが、他の同居人の中に、
時々リビングのソファで寝っころがって、
謎の携帯ゲーム的なものに興じてる、確かカナダ人だったかの青年がいるのですが、
彼の名前は、クリス。

すごい……一つ屋根の下に……
クリスと……エレン……。
(ミュージカル「ミス・サイゴン」の主要キャラクター2名の名前)


ちなみに、私の身近には、キムというミドルネームのベトナム人もおります。

あとは、ジョンだな。ジョンを探そう。
地獄で生まれたゴミクズの歌を歌ってもらおう。




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