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雨とブンボーの似合う古都

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こんにちは。

先日、ベトナム中部フエのイベント出演へご招待いただいたのですが、、
出発する際、色々なトラブルが重なった結果、
お金も無く、
電話も無く、
20Kgの特大スーツケースと、
約10Kgの小さい人間を抱えた状態で、
一人だけ飛行機に乗り遅れ、ホーチミン空港に取り残された私です。
皆さんこんにちは。



それというのも、
家を出る時間を読み間違えたり、
途中でパスポート忘れに気が付いて家に戻ったり、
空港付近が前代未聞の大渋滞で、
家から空港まで通常30分のところが2時間30分かかったり、
幼児連れ乗客のグループチェックインができなかったりと、
そんな諸々が重なった結果、
私だけチェックインに間に合わず乗り遅れるという事態になったわけです。

併せて、ちょうど空港で両替しようと思って日本円しか持っていなかったり、
この数日前にSIMカードがイカれたのでちょうど空港で買おうと思っていたりという、
付随のシチュエーションも重なった上で、謎の苦境に追い込まれた次第。


更に、そんな状態で「とりあえず便の変更をしなくては」と
ベトナム航空のチケットカウンターへ向うも、
上述の通りの大渋滞のため、乗り遅れ客大発生で長蛇の列。
(しかも誰も並ばないので、もみくちゃにされながら割り込まないといけない)
そこでもたらい回しにされた挙句、
あわや、翌日17時の便に有無を言わさず変更されそうになったりしつつ、
結局、当日と翌日午前の便はすでに満席であるという旨が判明。

よって、20Kgのスーツケースをガラガラ言わせながら、
私のイライラを察した吟士も微妙にグズグズしている中、
ターミナル内を移動してLCCのカウンターへ向いました。
しかし、そこでも当日のフエ行は全ての航空会社が満席だったので、
なんとか、翌日午前のJetstarを決死の思いでゲット。



それだけならまだしも、
そこから、再度自宅へ戻る帰りの道中も、
連休初日のホーチミン市内大渋滞に巻き込まれ、2時間かかるという……。
そして、それを踏まえて翌日朝は、飛行機時間の3時間半前に家を出たら、
何故か道はスイスイで30分しかかからず、
空港で無駄に待たされる羽目になるという……。
(しかも飛行機はディレイしたので、空港での合計待機時間は4時間超)




そんなすったもんだの出発トラブルでしたが、
フエへはなんとか無事に向かうことができました。

滞在中は滞在中で、
ライブ出演10分経過の時点で、
周辺イベントからのクレームを受けて演奏中止になったり、
持って行った自分の着替えが全然足りず、
洗って乾かないびちゃびちゃの服を着たり、
吟士がベットから転落したり、と、
なかなか色々な壮絶事態もありましたが、それらを含めても、
貴重な体験が多々できた、楽しいフエ道中でした。


何はともあれ、私の失態のせいで、
出発に際して気をもみまくったバンドメンバーの皆さんと、
色々手配していただいたイベント主催フエフーズの皆さんには、
大変、心から、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あと、着替えが全部私のスーツケースの中に入っていたNORIさん。
でもとても思い出深いイベントになりました、皆さんありがとうございました。







そしておまけに、
そんなフエより戻ってきた翌日から、
発熱と、消化器系の内臓たちの不調が一週間以上続き、
しかもそれが息子にまでうつって二人してダウンする始末。

考えてみたら、ベトナム戻ってからローカルフードを食べるのが初めてだったから、
路面店で食べたブンボーフエがよろしくなかったような気もするけど、
だけど好きだよフエ!
また行くよフエ!
食べるよブンボーフエ!


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「money」の単語は、もう聞きたくない

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先日、ベトナム滞在のビザに関する手続きのため、
カンボジア国境へ日帰りで行って帰ってくるという、
8か月の乳呑児を抱える身としてはなかなか過酷なシチュエーションであるといえる
ビザランを、家族3人で決行してきました。



プノンペンまでの長距離バスを利用したことはありますが、
ベトナム国境のモクバイまでというバスに乗るのは今回が初めて。
路線バスとはいえ、曲がりなりにも国境まで三時間弱は走るわけですが、
その運賃は、驚きの片道40,000VND(約200円)。

見た目は割と立派なバスなのに、
乗った途端、壊れたままの状態の椅子が目に入ってきた時は
壮絶な旅路の始まりを予期して絶望もしましたが、
実際はちゃんと冷房も完備で、乗り心地もさほど悪くはなく、
「吟士が舐めようとした窓枠を試しに拭いてみたらドロッドロに汚れていた」
という、子連れには厳しい衛生面を除いては、
それなりに快適なバスだったといえる気がします。



バスを降ろされた場所が、出国ゲートの建物から離れた地点だったため、
バスが停車し、ドアが開いたその瞬間から、
「バイク!モーターバイク!パスポート!バイク!ビザ!」と
口々に連呼するバイクタクシーの兄ちゃんたちが数人群がってきました。

それらを適当に払いのけ、ひとまず最初の5分ほどは歩いてみましたが、
折しもこの日は灼熱の晴天にて、
体感温度は40度近いのではないかというレベルの熱々地獄。
降車場所からずっと、飼い主によりそって歩く忠犬のごとく
(もしくは生ごみに群がるハエのごとく)
我々をしっかりマークし続けてきていたバイクの兄ちゃん達に聞くと、
「1USD」とのことなので、ここは赤子の体力も考慮し、利用してみることに。

バイクで走ること、ものの1分弱。
出国ゲートの建物まで運んで1USDかと思いきや、
到着後、なぜかゲートまで付いてくるバイク兄ちゃん達。
(彼らは2人組でしたが、便宜上、兄貴分ぽい「バイク兄」と、
 下っ端らしい「バイク弟」という表記にて進めたいと思います)

彼らは、なにやら、出国審査で提出するパスポートの中に賄賂を挟むよう、
我々にさかんに進言してきている様子です。
言われてふと見ると、2か所オープンになっている出国審査の係員の前には、
これでもかというぐらいうず高く積まれた、
出国審査待ちパスポートの山が。

なるほど、これは確かに、今までにも経験がありますが、
モクバイの出国審査に「順番待ち」という概念ははなから存在せず、とりあえず、
金さえ払っておけばサッサと通過させてもらえるシステムになっているのです。

この、モクバイの汚れきった暗黙ルールも、
近頃はだいぶ改善されたと話では聞いていたのですが、
この日のこの時間帯は、たまたま団体客とあたって混みあっていたため、
まだ現役で有効活用されている悲しき場面に遭遇してしまったのかもしれません。


なんにせよ、出国ゲートの建物はトタン屋根の巨大倉庫のような体を成しており、
当然冷房も無く、ジッと立っているだけでも滴る汗を抑えることができない状況。
ここでひたすら待つのも至難の業です。

背に腹は代えられぬ、と、3人分のパスポートに100,000VND(約500円)を挟み込むと、

バイク弟 「違う!1人100,000VND!3人で300,000VND!」


何故かバイク弟が指示してきます。
なんでお前が口出ししてくるんだよ。
などと思いつつ、300,000VNDの出費を許すべきか悩んで財布をしまいかけると、

バイク弟 「じゃあ200,000VND!3人で200,000VND!」


値下がりしました。

ていうかなんでお前が勝手に決めるんだよ。
などと思いつつ、まあ200,000VNDで赤子を灼熱から救い出せるなら安いものかと、
200,000VND札一枚を準備したところ、
その紙幣を、何故かバイク兄に100,000VND×2枚と両替してもらった上で
バイク弟がわざわざ出国審査まで提出しにいってくれました。

なるほど。
100,000VNDは提出用、100,000VNDは自分のポケット用ですね。
それにしてもわかりやすい。
ていうか目の前で両替されたら、だれだってわかる。


そして金に物を言わせた効果はてき面で、
私たちより先に待っている人がわんさかいる中、
ものの数分で出国審査終了。

結果的に、進言をしてきてくれたバイク兄弟へは感謝しつつゲートを通過し、
あれ、でもそういえば、あいつらに1USD払ってなくないか……?
と考えていると、建物を出たところで、

バイク弟 「お疲れ!じゃ、カンボジア側行こっか!」


また、バイクにまたがって待っていてくれました。

出国審査関係なく国境を行き来できる彼らは一体何者なのでしょうか。


私は、終始、バイク弟の方に乗っていましたが、
カンボジア側国境バベットのあたりで、
「俺の兄ちゃんが国のどうのこうの」とか言っていたので、
家族が権力者だから俺は国境行き来できるんだぜ、
とか釈明したかったのかもしれません。

ちなみに、NORIさん担当だったバイク兄の方は、
「俺の父ちゃんが国のどうのこうの」とか言っていたらしいので、
もうこうなってくると何もかも信用がならない、というか単純に
国境自体がどうしようもなく適当なだけである気もしてきました。





カンボジア側の入国へはバイクで1~2分。
今回の旅は、ベトナムへ入国する際に発行してもらうビザ、が目的でしたが、
つまりは一度出国の必要があり、
ひいてはカンボジア入国の際のビザも必要になるということです。

事前にネットで申請できるEビザが一般的ですが、今回は事前準備の時間がなく、
その場での取得でいこうとしていたところ、ビザブースへ到着した途端、
ビザの申請用紙を手に群がってくる数人のおじさん達。
なにやら、書くのを手伝ってくれるようで、
頼んでもいないのに率先してやってくれています。
手数料どれぐらい取るつもりなんだろうなぁ……と考えつつおとなしく待機。

おじさん「写真ね!必要だよ!」

私達  「え、写真無いよ」

おじさん「うん!じゃあいいよ!」


といった、適当すぎるやり取りもありつつ、
最終的に求められた料金は、1人40USD x 3人分 =120USD。
ダイレクトに申請すれば1人30USDなので、彼の合計手数料は30USD。
手助けの所要時間はものの15分ほどでしたので、実に実入りの良い商売といえます。

そして200USD渡し、ビザとともに帰ってきたおつりは、なぜか70USD。
問い詰めてみると、
「写真無かったでしょ!だからコーヒー代取られたの!」とのこと。
ベトナムでは、「コーヒー代=賄賂」と隠語があることは知っていましたが、
その時は一瞬、それとこれが結びつかず、何度も
「コーヒー代って言ってる気がするけど聞き間違いか?」と頭をひねっていました。


この時点でかなりイライラしたものの、赤子の平穏のため文句は言わず、
カンボジア入国へ。バイク兄弟はなぜかどこまでもついてきます。

バイク兄 「パスポート出すとき、お金挟みなよ!100,000VND!」

え?なんで?なんのために?カンボジア入国もそんな混んでんの?

サラッと無視して入国審査へ進むと、待ち人ゼロのガラガラ状態。
もちろんお金が要るはずもなく、無事に入国後、
当然のように待機しているバイク兄弟と共に、
折り返して、今度は早速カンボジア出国。

もうこのあたりは、同じ敷地内で境もあいまいになっているため、
出国審査のブースに、ビザを手伝ってくれたおじさんがまた居たりして、
もうなにがなんだかわからない。

しかも、出国のパスポートチェックを待っている我々に、彼は再度近づいてきます。

おじさん「この人(出国審査官)にお金を払った方がいい。
      一人100,000VND払うべきだ」

私達  「は?なんのお金?なんのための??」

おじさん「コーヒー代だよ。コーヒー飲みたいんだよ」


なに言ってんの?????

無論、払う気は毛頭ないのでここも無視。
賄賂を払わない我々に、なぜか出国審査官もキレ気味でしたが、問題なく通過。




そしてベトナム入国に際して、一番肝心のベトナム側ビザ申請。
バイク兄弟は、新たなおじさん集団をまた引き連れて、
既にばっちり、こちらの申請用紙も準備してきています。
抜かりなく、一貫してフォロー(という名の搾取)してくれる体制のようです。


今回、ベトナムビザ取得が必要なのは、私と吟士の2人分。
ビザ手数料は一人95USDと聞いていましたが、おじさん集団に助けてもらった結果、
彼らによる請求額は、一人120USD。
ここまでのビザ申請等々はすべて屋外で行われており、
暑さも手伝って段々感覚も麻痺気味になってきた我々は、
赤子の機嫌の限界も近いことだし、煩わしさ回避のためにその額を払うことに。

私達   「はい、2人分240USD」

おじさん達「いや、足りない。1人140USDだから280USD」

私達   「は???さっき120USDって言ったよね????」

おじさん達「違う」

私達   「本来95USDでしょ!!120USDでも高いからね!!!」

おじさん達「ああ、そう、じゃあいいや」


あっさり120USDに戻りました。


そんなやりとりに、イライラとはまた別の呆れを隠しきれない我々へ、
更に、またしてもカンボジアのビザおじさんがそっと近づいてきます。

おじさん「私にお金を払った方がいい」

私達  「(しつこすぎる……!!)」

おじさん「私はあなた達の申請を助けたんだから、よこしなさい」

私達  「何を?もうさっきお金いっぱい払ったよ」

おじさん「コーヒー代だよ!さっきのはベトナムのやつでしょ!
     おじさんはカンボジアの人!カンボジアのコーヒー代払ってよ!」

私達  「(唖然)」

おじさん「10USDくれ。200,000VNDでもいい」


私もNORIさんも、もうこうなってくると、
口論も、あしらうのも、何もかも煩わしくなってくるため、
なんとか多少まけてもらって、150,000VNDのコーヒー代にて落着。
ずいぶん高級なコーヒーが飲めそうです。
スターバックスにでも通うつもりでしょうか。




そうしてようやくベトナム入国のビザ待ち。

これが、なかなかどうして待たされる。
風通しが悪い建物内で、赤子を扇ぎ続けながら、ただひたすら待つ。
時々、気を使ったバイク弟が何回も椅子をすすめてきたり、
代わりに吟士を扇ごうと近づいてくるも、
下手に親切にしてもらった結果、また何か見返りを求められるのではという
完全なる疑心暗鬼状態に陥っている我々は、
そんな手助けをことごとく拒み続けて20分。

何故か、ビザ発行所と反対側の方向から、
「OK!OK!」と呼んでくるバイク兄の声が。
また不審な気持ちになりながら近づいてみると、
ネームタグを付けた、ビザ発行所の正式な職員であろう男が、
私のビザ申請書面を前に首を横に振っています。

職員 「このレターによると、1年ビザだね。1年ビザは、ダメだ。6か月だ」

私達 「(勘弁してくれ……)えっと……どういう……」

職員 「さっきのお金は、6か月用。1年用だと、お金がもっと要る」

私達 「(やっぱりきたーーー!!!)」

職員 「1人、140USD。だから差額20USD。払って。早く」


もはや、ここまで来ると、根拠不明の搾取され続けに、
さすがの堪忍袋も限界が近づいてきたため、わずかでも心の平静を取り戻すため、
念のため、今回いろいろと調査や手配をしてくれた、
NORIさんの会社の総務の方に電話をして確認。

その回答は、
「法律では95USDで決まっているけど、国境でそれが守られていない可能性がある」


うん!そうだよね!
現に、国境の職員が堂々と意味不明のふっかけしてきてるからね!
法律なんてあってないようなもんだということだね!!


しかしこのビザ待ちの途中から、いよいよ赤子の機嫌も危うくなってきたので、
半ばこの国への呆れ返りも込めながら、もはや心を無にして差額を支払い。

更に折り返して20分ほど待ち、
抱っこひもで抱っこされたままの吟士にミルクを飲ませたりしているうちに、
とうとうビザゲット。


長かった。
異様に長かったように感じた。
実際の所要時間は、モクバイ到着してから1時間30分ぐらいしか経っていないけど、
どういうわけだか、精神的な疲労が激しすぎて、
体感の経過時間が丸一日分ぐらいだったように思えてしまう始末。

でもこれで目的達成だ。
ビザの内容を確認してくれる国境職員も、
ふっかけてきた先ほどは鬼に見えたものですが、
無事に入手できた今となっては、
ありがたさのあまり、仏様のように感じられるものです。


職員 「じゃあ、これね、種別と、期限、間違いないね」

私達 「はい!!」

職員 「さて、と」

私達 「(やっと終わった……)」

職員 「金くれ」

私達 「……は?」

職員 「金くれよ」

私達 「………………」

職員 「コーヒー代くれ」



私  「んだようるせーんだよ金金っていい加減にしろよ
    こちとらイライラしてんだふざけんな○○が地獄に落ちr




ここへきていよいよ爆発です。

というか、ビザをもらう段階で既に嫌な予感がしていた私は、
「もしもここでお金とか言い出したら、キレよう」と、
もはや万全の準備をしていたため、
ここぞとばかりに元気満々でまくしたてました。
しかし、実際は、途中で理性が働いて冷静になり
「イライラしてんだ」あたりでその後の暴言は控えたため、
すぐ真下にいた我が子には、
さほど汚い言葉を耳にはさせていませんからご安心ください。


何が何でも払いたくなかった我々は
「お金が無いんだ」「私たちは貧乏なんだ」と散々訴えた挙句、
NORIの財布に入っていた小銭(たぶん全部で60,000VNDぐらい)をすべて並べ立て、
すっからかんになった財布の中身まで見せて貧困アピールをした結果、
「マジかよこいつら帰り道どうすんだよ」ぐらいの
若干の引きを滲ませた表情にて職員が受け取り、なんとか解決となったのでした。


その後、職員がバイク兄に、おそらく
「こいつらヤベぇよ、ガチでスカンピン」みたいな
悪口を言ってるのが聞こえましたが、もう何とでも言ってもらって結構です。

入国審査で待っている間、ふと、一番最後に残っている、
2時間アテンドしてくれ続けだったバイク兄弟への支払いのことが頭をよぎりました。
一体いくらふんだくられるかはわかりませんが、
一度成功した文無し作戦が功を奏しそうなので、
今度は私の財布で空っぽを演出すべく、
手持ちのお金の小銭以外を全部カバンの中に隠すという、
およそ、慇懃な日本人がするには憚られそうなせせこましい工作に打って出ました。

書類一枚書くだけで30~40USD抜き取るアコギな商売をする奴らですから、
最初から最後までバイクで全部ベッタリだった分、
相当な額をいってくるに違いありません。
ですが、「手持ちは10USDしかない」のです。
10USDしかないと言い張って、
空っぽの財布を見せ、無理やり納得させるしかないのです。
もはや喧嘩腰になっても構わない覚悟で、
バイク兄弟へ帰りのバス乗り場まで送ってもらいました。


バイク弟 「はい、到着だよ、お疲れさま」

私    「うん(仏頂面)」

バイク弟 「バイク代ください」

私    「いくら??(喧嘩腰)」

バイク弟 「一人5USD」


えっ。
意外にリーズナブル。


まあ、一番最初は「1USD!」とか叫んでましたから、
ぼったくっていないとは言い切れませんが、
それでも、これだけ延々と付き合ってくれて、
手続きの手ほどきをしてくれたことを思うと、
少なくとも、その他の登場人物おっさん連中に比べれば、
かなりの良心的価格設定であるといえるでしょう。

それは彼らの地位の問題なのか、人間性の問題なのか、はたまた、
国境職員の「ガチでスカンピン」発言を受けて、
「こいつらは、せびっても何も出てこない奴らだ」と
既にあきらめを抱いた上での結果であるのかは、
定かでありませんが、何れにせよ、
最後の最後で不快な思いをせずに済んだので助かりました。




そんなこんなで帰りのバスに乗り込み、
帰りは帰りで、終点まで乗るはずだったのに、途中で
「終点まで乗るヤツはここでバスを降りろ!!」という鬼の仕打ちを受け、
ローカル路線バスに無理やり乗り換えさせるというイベントもありましたが、
なんとか無事に帰ってこられたので、そんなことは些末な問題にすぎません。



ちなみに、朝9:00に家を出て、18:00頃の帰宅という長旅でしたが、
吟士くんは割合終始ご機嫌でした。
ホーチミン到着後、両親が悠長に丸亀うどんで
夕食をとっている最中に抗議の声を上げていた程度で、
それ以外はあまり泣くこともなく、おだやかな旅路とすることができました。



今回は8か月児連れだったこともあり、
「とにかく時間をなるべくかけずにビザ取得」というのが絶対的な目標だったため、
それの達成のため、やり方次第では決して払う必要のない料金を
散々支払わされた形となったわけですが、
結果的には、彼らのおかげでスムーズな進行ができたので、
それなりに価値にある対価だったと考えています。




地獄の沙汰も金次第。


この日ほど、この諺が身に染みた一日はありません。


しかしおかげさまで、不法滞在親子とならずに済みましたので、
閻魔様たちが美味しい高級コーヒーを飲めていることを願いながら、
引き続き、エキサイティングなベトナム生活を満喫していきたいと思っております。



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先週の日本の写真日記

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今回の日本一時帰国は和歌山から始まり、
そこから新潟までの車移動道中の間、
この国ならではの美味しいものをたくさん食べ、
久々に味わう日本の景色の堪能もした、
満ち足りた一週間でした。


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【和歌山】

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日本到着一発目ご飯!

阪和自動車道・紀ノ川サービスエリアでの昼食だったので、
「なにか和歌山らしいものを」と望んだ結果、
「めはり寿司」はあいにくの売り切れ、「シラス丼」はシラスがさほど得意でないため、
見た目もかわいい「梅うどん」を選択。

元来サービスエリア好きの私は、久々の日本SAに高揚してしまい、
下手くそな写真となって、魅力がいまいち伝わりづらいですが、
梅が麺に練りこんであって、きれいなピンク色をしています。
機内食を食べた後でしたが、しっかり完食、どころか、ネギたこ焼きまで食べました。
しょっぱなから食べすぎで胃痛スタート。




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和歌山県御坊市の、安産祈願にご利益のある「湯川子安神社」。

ご祈祷は、一か月の中でも「戌の日」にあたる日にしか行っていないとのことですが、
私の御坊滞在2日間の2日目が、奇しくも、その戌の日にあたり、
本来であれば「妊娠5カ月目の最初の戌の日」にするべき安産祈願を、
8カ月目も終盤に突入した後期妊婦の私がしていただくという予想外の流れに。

安産祈願をしていなかったこと自体は、
ベトナムにいたのでやむを得ない話だったのでしょうが、
祈祷の際に持参するべき「腹帯」を、はなから所持すらしていない妊婦というのは、
日本では相当常識を疑われるレベルの変人枠であったらしく、
その節ではいろいろと周囲にご迷惑をおかけしたりしましたが、おかげさまで、
まだお腹の目立たない5か月妊婦さんたちに混ざって無事にご祈祷していただきました。

腹帯どころか、マタニティ下着やマタニティ服すら着用を拒むという、野放し妊婦である
自分自身の異端ぶりを、繊細な日本の環境の中で改めて実感した一幕。




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和歌山といえばの高級魚・クエをいただきました。

ちなみに写真の時点で、おしながきのうちの「五・酢の物」までしか並んでおらず、
ここから、焼き物2皿、揚げ物2皿、洋皿、寿司、デザートが登場し、
しかもそれぞれがかなりのボリュームであるという、怒涛のご馳走尽くし。

その場の列席者の皆さまは後半食べきれず、手つかずのお皿まで出る始末でしたが、
妊娠後期で胃が縮小されているはずの私は、どういうわけだか、粗方完食しました。
それどころか、「八・焼き物 その一」の和牛サーロインステーキを大層気に入ってしまい、
人のものまで奪って二皿食べるという果敢な貪欲さを発揮。

この一週間、私は常に食後の胃痛で悩まされており、
その都度「いたいよぅ、いたいよぅ」という、いかにも恨めしげな泣き言で
周りの皆さんのテンションを下げにかかっていたわけですが、
今となっては、毎回の異常な食事量を思い返してみればすべて納得尽くです。






【滋賀】

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名神高速道・多賀サービスエリアのスターバックス。

以前のブログで書いたとおり、インスタグラム上で、
「ストロベリー ディライト フラペチーノ」の人気を目の当たりにしていた私。
スタバを見た瞬間から「イチゴフラペチーノ飲む!!」などと騒いで入店したにも関わらず、
頼む瞬間になって、「流行り大好きスイーツ系女子(死語)」だと店員さんに
思われるのが嫌だという局地的なポイントで二の足を踏んでしまい、
結局無難な「キャラメルフラペチーノ」を頼んでしまったの図。

ちなみにヒヨコは、各サービスエリアに結構な割合で取り付けられている、
ヒヨコUFOキャッチャー 「ぴより~な1号」 にてGetした代物です。
私はこれも好きなので、見かけた瞬間に「ヒヨコ取る!!」などと騒いでチャレンジ、
無事に200円かけて1匹の入手に成功することができました。(1回100円)
以前に同機にてGetした他のヒヨコは、今は行方知らずになってしまっているため、
この子も行く末も心配ですが、まあたぶん数年後には行方知らずになっていると思います。






【福井】

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自殺の名所、奇勝地・東尋坊。

一番絶景を楽しめるであろう崖っぷちエリアへ近寄らなかった私には、
取り立てて目立った感動はなく、
一人でぼんやり「有名な、『いのちの電話』ボックスはどのへんに設置してあるのだろう」
等と思いを馳せているうちに滞在が終了しました。

あと、地方観光地によくある
「駐車場無料だけど、指定土産屋で買物してスタンプもらってこないと、車出させないから」
という、ある意味悪徳商法な駐車システムに引っかかって、
無理やり、お土産屋にお金落としたというのに、
車を出す時に、それを確認するスタッフのおじさん自体がいなくなっていて、
結果的に別に買わなくてもよかったらしく、虚脱感に襲われたりしました。






【石川】

IMG_20160607_7.png

4年ぶりぐらいの金沢は、あいにくの雨。

でも相変わらず、スタイリッシュなのに情緒ある街並みは雰囲気があって素敵です。
好きです金沢。
そして、どうやら同日に、ホーチミンのミュージシャン繋がりYご夫婦も、
金沢へ滞在されていたようで、あいにく、ばったり遭遇はありませんでしたが、
なんだか奇遇なご縁で心がときめきました。




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せっかくだから加賀風の料理が食べたいと思い、駅前の寿司屋「高崎屋」へ。

お通しがドジョウの串焼きとバイ貝という何とも珍しい取り合わせから始まり、
定番の金沢郷土料理「治部煮」や、初めて目にする食材もあった加賀野菜天ぷらなど、
石川らしさを堪能できる、充実の一晩でした。

ただ、後ろの個室にいたサラリーマンたちの
「ほら、ディズニーランドにあるアトラクションでさ、『緑の怪物を倒す』みたいなやつ、
 あるじゃん、一番最初に自分の名前とか登録して、最後に賞状っぽいのもらえる」
という会話が聞こえてきてからは、
どうもそれが引っかかってしまい、私は、気もそぞろでした。
その場の数人が「ああ、あったね~」という反応だったので、つい考え込んでしまいましたが、
やっぱりどれだけ考えても、そんなアトラクションは、ディズニーランドに、無いと思います。




IMG_20160607_12.png

そして、そこからの2軒目が、何故か、ここ。
加賀百万石城下町の夜を過ごすのにあたって、敢えての「浪速の串カツ」。

それというのも、どうしてもおでんが食べたくなり、
駅前の都ホテル地下街におでんの店があるという情報を元に向かったところ、
日曜21時という、さほど特殊な時間帯ではなかったにも関わらず、
そこは、並ぶお店が全て閉まっている上に人っ子一人いない、という
ゴーストタウン的なシャッター街と化しており、
その異様な空間を練り歩くことによる謎の恐怖心に疲れ果てた流れで、
地上へ上がった時、「おでん」の看板を掲げたこのお店が目に入ったからです。

そりゃあ即座に入りますよね。
結局、おでんどころか、串カツもどて焼きも味付きメンマもたこわさも注文しまして、
一軒目の倍ぐらい食べた気がしましたが、お支払いは一軒目の半分でした。

さすが人情の町、大阪!
そしてその後は予定通り、胃痛に苦しみました!






【富山】

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世界遺産・五箇山の菅沼集落。

かつて、家族旅行で1回、仕事で1回訪れたことのある私には、
取り立てて目立った感動はなく、
一人でぼんやり
「過去に、ここで合掌造りの家の形をした『五箇山最中』を買ったような
 記憶があるけれど、今、お店に無いところをみると、
 あれは『五箇山最中』ではなく『白川郷最中』だったのかな。
 まあ、一つの型があればどっちでも作って売れるから楽な商売だな」
等と思いを馳せているうちに滞在が終了しました。






【新潟】

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日本一時帰国に欠かせない行事の一つ、温泉旅館。

ということで今回は地元、岩室温泉のわたやさんへ。
謎の権力と圧力を振りかざして予約を担当してくれた父のおかげで、
客室専用風呂付の特別室へグレードアップ。

6月平日の岩室温泉へ宿泊するお客さんは、やはり、そう居ないようで、
夕食場所に限らず、大浴場、2次会のカラオケラウンジに至るまで全貸切状態。
静かな空間でゆっくり過ごし、のんびり満喫することができました。

ちなみに私は、そんな貸切状態とは知らなかったので、
お腹と人目を気にして大浴場へは行かず、部屋の源泉風呂を利用したのですが、
どういうわけか、硫黄泉へ、腕時計と指輪をしたまま入浴するという、
誰がどう考えても頭のおかしな事態が発生し、ひとしきり混乱を巻き起こしました。

指輪はまあ、常につけているので外し忘れということで凡ミスの範疇だと思いますが、
腕時計を外し忘れるって、ちょっと、なんていうか、
自分のことなのでそんなに悪くは言いたくないんですけど、
控えめにいっても、ちょっと気が違ってるとしか思えない振舞ですよね!!

まあ釈明しようと思えば色々と理由はあるのですが、
でもどうせ20万の安物だったので、別に痛手ではありません。
こういう、腕時計がらみのトラブル(落とす、失くす、消える)がひっきりなしなので、
高い腕時計は今後もこわくて持てないような気がしています。


あ、ちなみに、20万ドンね。


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そんなわけで、久々の日本を楽しむことができ、得るものの多い一週間でした。

その後の病院の検診では、
私の今までの人生で最も重量を誇っていた時期に
迫らんばかりの数値を体重計が示しだしており、一瞬気が遠くなりかけましたが、
楽しい経験をした分の思い出が身に付いていると考えれば、
それはそれで価値あるものなのかなとも思っています。

でもノイローゼにならないよう、あと数カ月は、体重計を、あまり見たくありません。






【おまけ】

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ちょうど同時期に名古屋へ帰郷中だったN村さんに、
「赤福送って!」とねだったら、この時期は赤福発送適用期間外だったらしく、
わざわざ買って、違うところから送付してもらうのもお手間なので諦めようとしたところ、
「ここなら買えるよ!」という滋賀のサービスエリア情報を、赤福公式HPのURLと共に
彼から、送っていただくという至れり尽くせりの待遇を受けたというのに、
結局、和歌山→新潟の移動において、赤福販売サービスエリアを
見事に通らない経路を選択してしまったがために、
保険として金沢で買っておいた「金沢あんころもち」を、
半泣きになりながら開封し、そのクオリティの差に愕然とした際の証拠写真。


そりゃあ、ショックで中指の爪も欠けるわ。




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覚えたのに使わなかったスラマットゥンガハリ

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グルテンフリーお試し期間終了しました。



今年のテト (旧正月休み) は9連休。
私は、夏休みに浮かれる高校一年生さながら、
休暇第一日目におよそ15年ぶりに髪を染めるという舞い上がりぶりを見せ、
その翌日から四日間、マレーシアの首都クアラルンプールへ出かけてまいりました。

ベトナムに住んでほぼ3年になるにも関わらず
マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア、といった、
東南アジアの中でも割に先進とされる国々へ訪れる機会がなかったため、
場所によっては日本と遜色が無い程度の活気を見せるクアラルンプールという都市は、
ベトナム引きこもりストの私にとってなかなか新鮮な空気感でした。
KLだけに4日間というのは (「観光地」の充実度からして)
多少長いかなという当初の懸念はどこへやら、
下手したら6日から7日ぐらい居ても、それなりに楽しめる場所だなという印象を受けた次第です。

それというのも、手配した宿泊先がサービスアパートホテルだったので、
広いし、キッチンやら洗濯機やら設備も充実しているしで、
長期滞在向けの環境が整っていたから、
必然的にそういう気持ちにさせられたという一面もあります。
根本的に、旅行の際は観光やら食事を差し置いて
宿泊ホテルの快適さに重きを置く傾向にある人間
ですので、
部屋が3部屋もあって、デカ窓付きのバスタブがある
アパートホテルのおかげでご機嫌滞在を楽しむことができました。

まあベッドルームとリビング以外の1部屋は、
使用用途不明な謎の小部屋(イメージは、書斎風独房)だったから、
ほぼ足を踏み入れてもいないんですけどね。
しかもホテルの建物自体の冷房が鬼のようにキツすぎて、
部屋の冷房全て切ってもまだ寒くて、
窓を開けて屋外の熱帯空気を取り入れてもまだ追いつかなくて
長袖着て震えてたんですけどね。
そしてデカ窓バスルームは、
やっぱり場合によっては外から見えるんじゃないかという自意識過剰な危機感に襲われ、
結局ブラインド閉めて使っていたので何の意味も無かったんですけどね。
ていうかそれ以前に、
シャワーだけで全部済ませてバスタブ一回も使わなかったんですけどね。

ちなみに、なぜ、高層階にも関わらず上記のような覗き被害の妄想に囚われたのかというと、
ホテル到着早々、少し離れたビルの屋上プールでイチャイチャするカップルの動向を、
こちらの部屋から覗き見することに成功したという事実があるからです。
こちらからできるということは向こうからも同様である可能性が当然存在するわけで、
いわば自業自得、身から出た錆による猜疑心により、
せっかくの開放的バスタイムを味わうことなく終わったということです。



それはそうと、「食事よりも宿泊重視」 という個人的嗜好を表明してしまいましたが、
アジア料理全般に心惹かれる者にとっては、
初上陸のマレーシアの土地の美味しいご飯も当然気になるところ。
事前に調査した情報によると、総合して 「マレーシア料理」 と呼ばれる中には、
多民族国家らしい細分化がされており、
マレー料理・中華料理・インド料理・ニョニャ料理、の4ジャンルがあるとのことで、
中でも、マレーと中華を合わせたような味付けで、
多種のスパイスやココナツをたっぷり使用したオリエンタルな味わいといわれる
ニョニャ料理に関しては激しく興味を惹かれていたわけです。

現地に行ったからには美味しい現地料理を食べたい!
ちょっとグレード高めの人気店も興味があるけど、道端の小汚いローカル店も入ってみたい!
そんな意気込みとワクワクに満ち溢れた私が、
4日間のマレーシア滞在で摂った食事のジャンルは下記の通りでした。
(朝食はホテルブッフェだったので除く)

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1日目昼 : フライドビーフ (インドネシア料理)
1日目夜 : パッタイ (タイ料理)

2日目昼 : ミーハイラム (たぶんマレー料理)
2日目夜 : サーモンサンドイッチ

3日目昼 : カキ氷
3日目夜 : クロックムッシュ (フランス料理)

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うん……
かろうじて2日目にミーハイラム食べといて……
よかったよね……
ちなみにホテルの朝食も普通のアメリカンブレックファストだったから……
ほとんど特色のない洋食だよね……
あ、でも4日目の朝にビーフンゴレンと思しき麺があったかな……
ビーフンゴレン……うん……マレー料理だね……



ということで、どういうわけか、
目的の一つだったニョニャ料理には一切触れることなく帰国してしまったので、
雪辱を果たすため、昨日のお昼、
最終日に行ったスーパーで買い込んだ
「ニョニャ料理の素」 のうちのベジタブルカレーを家で作ってみましたが、
買い物へ外に出るのが面倒くさかったので冷蔵庫にあった食材だけで作った結果、
「たぶんこれはニョニャ料理ではなく創作料理だ」 と
認めざるをえない仕上がりと相成りました。

製品裏面のレシピには 「ベジタブルとココナツミルクを準備」 という
大雑把にも程があるだろうという指示しか記されていませんでしたが、
パッケージの写真を見るに、 「ベジタブル」 とは、
ナス、じゃがいも、トマト、ズッキーニ?、オクラ?、あたりが一般的であるような様子。
ですが、昨日私が作ったものにはそれらの材料の一つも入っていません。
それどころか、ココナツミルクすら切らしていたので、普通のミルクで代用しています。
どう考えてもニョニャ料理になるはずないね!!!!!!!



ところで、
マレーシアへ飛び立つ前は、旅行中の大まかな目的地 (及び行動) として

・ バタフライパーク
・ 国立プラネタリウム
・ 洞窟寺院
・ KLタワー (で民族衣装を着る)
・ チャイナタウン (でチキンライスを食べる)
・ ホテルのプール (からライトアップされたツインタワーを見る)

という願望を自分の中で抱いていましたが、旅から戻って振り返ってみた結果、
なんと、その全てが達成できずに終わるという驚愕の展開となっておりました。

だけど、カキ氷は食べられたし、ごはんは一日目のフライドビーフ以外全部美味しかったし、
地下鉄にいっぱい乗れたし、現地文化の中をいっぱい歩けたし、科学博物館ではしゃげたし、
自称旅行客のシンガポール人から
「財布をスラれたのでお金を貸してください」 詐欺にもあいかけたし、
大変充実した幸福なテト旅行だったので、満足です。

ですがとりあえず、一日目のフライドビーフの驚異的な不味さだけは絶対に許しません。
あとは、最新版のガイドブックで35MYR(約1,050円)と書いてあったのに、
いきなり55MYR(約1,650円)という
大幅値上げをしていた空港からのKLIAエクスプレスも許してません。
あとは、最新版のガイドブックで展望台入場料52MYR(約1,560円)と書いてあったのに、
実際行ったら110MYR(約3,300円)という
とんでもない差額料金を提示してきたKLタワーも同様です。
あとは、ボッタクリ防止システムの事前チケット制タクシーで35MYR(約1,050円)払ったら、
実際のメーター額は18MYR(約540円)で、結局ボッタクリになっていたタクシーもそうだし、
ベトナムで飲んだら50,000VND(約250円)のハイネケンが20MYR(約600円)したり、
ベトナムで買ったら30,000VND(約150円)のマルボロが17MYR(約510円)したり、




いや、これ以上やると、薄々世に流れている、
私のドケチ守銭奴疑惑がよりリアルな現実として
皆さんに捉えられてしまいそうなのでやめておきます。

これだけ、8割方文句で構成された旅行記をしたためると、
総じて不満だらけの旅行内容だったと勘違いされそうですが、
これはあくまでも、書いている時の罵詈雑言モードの調子が良かっただけの話で、
実際は本当に大変に完全に楽しかったから安心してね!
来年はドイツに行きたいよ!







おまけ
買ってきたマレーシアお土産の一部。

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左端の、瓶に入った 「カヤジャム」 、
ココナツと卵のミルキーなジャムなんですが、
はるか以前に友人のシンガポール土産でもらった時から私は大好きな一品で、
ありがたいことにホテルの朝食会場で常備されていたため、
(しかもノーマルカヤジャムとパンダンカヤジャムの2種)
毎朝、パンは取らなくてもジャムだけたくさん食べるような朝を送っていましたが、
お土産でも買ってきたので、これでしばらくはお家でも
甘くしあわせなカヤトースト生活が送れそうです。


ただし、旅行から帰ってきて5日、
既に半分ぐらい無くなっています。


2瓶買ってくるんだった……。



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しかも書きかけで保存したら、間違って公開(タイトル無しのまま)になってたから、もう書きかけだけど、このままでいいや。タイトルも適当でいいや。

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先週の土曜日は、ブンタウに行って来ました。







なんだか、この土日で、私、いろいろと考えることが多くて、
そこで生まれた新たな思考回路と、その考察について、
割と長々、ここに書きしたためていたのですけれど、
突然、そんな文章の内容が、意図はしていないものの
捉えようによっては、この世の誰かを貶めるような意味合いを含んでいるような気がしてきて、
堂々とした心持で書き込めなくなってきたので、書くのをやめました。


誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない、

ということですね。
宇多田ヒカルさんの歌詞は、いつも、表し方が一面的でなくて、好きですよ。
ただし、「叶うころ」 より 「叶う頃」 の方が、私は好みですけどね。
そんなことは、どうでもいいですね。





ブンタウでは、別にとりたてて何もしなかったけど、
「何もしない」という有意義な時間の使い方ができ、
それに伴って、非常に満たされた心持を得ることもできたので、
大層意味のある、心地よい休日の一日であったということができます。

それは本当に嬉しいことです。
とりえずそれだけ言っておこう。


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